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2018年2月18日

NSXディテール

 

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さて、前回ご紹介したNSXですが、今回はもうちょっとディテールに迫ってみたいと思います。

販売していた当時ですら価値の高い車で数も少なかったですし、仮に街で見かけても、ジロジロと見る機会も少なかったですから、意外と知らない部分もありました。

 

 
さてご存知の通りNSXはMR。運転席の後ろにエンジンがあり、後輪を駆動します。
じゃあ、前はどうなってんの?と言いますと、前のボンネットフードの中は補器類とスペアタイヤ。
ポルシェなんかは、前がトランクルームになっていますが、NSXにはついていません。
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そんなんじゃ、不便じゃないか!というアナタ、ご心配なく。
ちゃんとリアにトランクありますよ。それも割と大きい。意外!
 
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そして、今の国産車では存在しない(と思う)リトラクタブルのヘッドライト。
現在のようにLEDでもなく、ヘッドライトの(樹脂などの)造形技術も無かったので、その限られた技術の中で作られたこのスタイリングは素晴らしい!
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内装は至ってシンプル。発売当時(平成2年)のホンダ車を知っている方は、メーターやパワーウインドのスイッチ類などにパーツの共有を感じる事でしょう。
 
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このHALFというボタンは今はもうありませんね。当時はFMラジオのアンテナは、ちょっとした高級車には電動伸縮式のロッドアンテナがついており、それを半分まで下げられる、というボタンがコレです。もちろん、コレが今ついている車は存在しませんね。
 
そしてこのお車はAT車なのですが、変速も4速で、今のように8速とかまでありません。
当時はまだマニュアル5速の方が、一般的にはパフォーマンスが高いと言われていましたが、
ボディが大きく、低いNSXの場合は正直AT車の方が楽でいいすね。
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シートは2人乗りで、リアにエンジンがある為、背もたれは大して倒れません。
純正ながらホールド感は良く、パワーシートもついているので快適ですが、同乗者にとっては長距離はつらいかも知れません。なんといっても、寝れませんからね。
 
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何と、ステップのスカッフプレートには、1台1台のシャーシナンバーを付した刻印が入っています!!
 
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 ちなみにエンジンへのアクセスは、まずは運転席の脇にリアのガラスハッチのオープナーがあります。
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ガラスハッチを上にあげ、その中に断熱ボードがあり、その下にエンジンがあります。
 
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これはなかなかメンテナンスしにくそうですね。
しかし、現在国産車ではリアにエンジンを積む車はほとんど存在しませんから、後ろから聞こえてくるVTECのエンジン音は、まさにNSXの魅力です!!
 
あ、それとこの写真でお気づきの方もいらっしゃると思うのですが、 NSXのボディはシルバー、ルーフは黒なんです。
今でこそ、ボディとルーフの色を変えてコントラストを楽しむカラーリングの車が発売されていますが、ホンダはNSXで約30年前にやっていたんですね!!
 
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ちなみに、エンジンが前にあれば空気の取り込みは簡単ですが、後ろの場合はどうしているのかと言いいますと・・・。エンジンの空気の取り込み口は、サイドのリアフェンダーに開けらています。
 
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最後にNSXの心臓部、エンジンですが、ホンダはNSX用に当時のレジェンドに使用していたV6エンジンを横置きし、それにVTECを組み合わせました。ところが、リアにVTEC化によって大きくなったエンジンを積むと、どうしても後ろが長くなってしまう。そこでホンダはどうしたかと言うと、その問題を解決するために何とエンジンを少し後ろに傾けてあるんです!!わかりますか??
 
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これで後ろが長くなるのを防ぎ、リアにトランクスペースを確保したんです。すごい!
 
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さて、NSXのディテールいかがでしたか?
今回じっくりとこの車を見て分かった事は、やはり年月が経っても良いものは良いということです!
既に販売を終了しているわけですから、残念ながらこれから数が増えることはありません。
NSXオーナーの方、もし読んでらっしゃったら是非大切にしてください!
 
 
 
 
 
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