小学生の頃からクルマが大好きで、当時からスープラなど、日本のスポーツカーに憧れていたというBALBOAさん。生まれ故郷フィリピンの大学を卒業後、20歳で日本へ来て、もう13年になるそうです。スペースオートとの出会いは、25歳から乗っているインプレッサG4から、お子さんのことを考え、ハッチバックへの乗り換えを考え探していた時。
「黒のインプレッサ5ドアハッチバックがあるのは、スペースオートだけだったんです。しかも2台も。蒲郡から3回位通いました。そうしたら、インプレッサtSを見つけちゃって。これは、カッコいい！もう一目惚れでした(笑)」
スポーツカー好きのBALBOAさんは、予定を変更してtSを購入。2011年発売の400台限定車。レカロシート標準装備。特に、フロントのワイドなボディデザインとウィングを含めた全体のフォルムに心を奪われたそうです。

tSに乗り始めて、色々と車に手を加えるようになったBALBOAさんは、アメリカから部品を取り寄せて、自分でマフラーを交換するなど、スポーツカーライフを満喫しているようです。スペースオートでは、過給圧力を測るブーストゲージを追加。
「スタッフの方がみんな優しくて、ホスピタリティ、日本で言う“おもてなし”がいい感じなんです。いつ来ても、親切に相談に乗ってくれます」。初めてホームページを見た時から好印象を持っていたそうですが、BALBOAさんとの相性が良かったみたいですね。
地元蒲郡には、メカに強いフィリピンの友人や、チャレンジャーやカマロ、ムスタングなどに乗る日本の友人がいて、友人たちとクルマのイベントに出掛けることも多いそうです。大好きなスポーツカーと、同じ趣味をもつ仲間に囲まれて幸せそうなBALBOAさん。ボンネットを開けて、自分で調整した箇所を見せてくれた時の顔は、本当に嬉しそうでした。

シンプルにカッコいいのはもちろん、スポーツカーの魅力はやはりスピード感というBALBOAさん。土日はお子さんと一緒に、公園や動物園などに出掛けることが多いそうで、
「一番楽しいのは、スピード感を味わえる高速道路を走っている時ですね。アクセルを踏んだ時の加速感はたまりません。子どもも『速い！速い！』と喜んでいます」
クルマ好きの遺伝子は、お子さんにも引き継がれているようです。自分の気持ちに正直に、本当に乗りたかったスポーツカーにして正解でしたね。
「パソコンやゲームもやりますが、やっぱりクルマが一番。これからも日本でスポーツカーに乗り続けるつもりです。GTRはちょっと手が出ないので、次はスープラかな」
20年後には、親子で別々のスポーツカーに乗って並走する姿が見られるかもしれませんね。