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20年前の軽自動車
こんにちわ。皆さんの中には軽自動車に乗っていらっしゃる方も多くいらっしゃることでしょう。その魅力はコンパクトで機能が詰まっていること、そして維持費が安いこと、さらに最近の軽自動車はオートマチックの改良などにより本当によく走ります。今や軽自動車といえど安全性を無視することはできず、追突軽減ブレーキなども装備されている車も多くなってきました。この現在の軽自動車の規格は1998年(平成10年)10月から採用されているのですが、実はそれ以前の軽自動車はボディも小さく、ずっと簡素なものも多かった事を覚えていらっしゃる方もいることでしょう。
◆その旧規格の軽自動車の中でも異色の存在、マツダAZ-1と日産GT-Rを比較してみましょう。
大きさはAZ-1の方が1m37センチ短く、50センチ幅が狭く、22センチ低いです。
いかに小さな車かがわかりますね。乗った事がある方は分かると思いますが、今の車がいかに安全にできているかを実感できる1台です。はっきり言って、これに乗っているとダンプカーが巨人のように見えます。そしてエンジンはGT-Rよりもおおよそ480馬力少ない64馬力。重量も1030㎏軽くなっています。
◇GT-R サイズ 4670X1895X1370 1750kg 3800㏄ツインターボ550馬力
◇AZ-1 サイズ 3295X1395X1150 720kg 660㏄ターボ64馬力
◆小さいうえに実用性も無く2人乗り、安全性も疑わしいうえにパワステすら無い・・・
こんな現代に逆行したようなAZ-1でも、実は今でも人気があるんですね。
なぜかと言うと、運転することがとびきり面白い車というだけではなく、
今となっては安全基準をはじめとする様々な法令があり、
これを作っていたマツダでさえもう同じものは製造できないんです。
そう聞くと、すごく魅力的に思えませんか?
ひょっとしてGT-RよりAZ-1を選ぶ、なんて人もいるのでは??